[ひどすぎ]新潮社『新潮45』が杉田水脈論文批判を「見当外れ」と逆ギレ→廃刊へ

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ところで騒動の発端となった杉田議員の処分は…?

出典 ja.m.wikipedia.org

安倍首相が9月17日のTBSの番組で、自民党の杉田水脈衆院議員がLGBTのカップルは「生産性がない」などと月刊誌に寄稿して国際的な問題となったことに関して「まだ若いから、注意をしながら仕事をしていってもらいたい」と述べ、処分は不要との考えを明らかにしました。

出典 安倍首相「杉田水脈議員(51)は若いから不処分」

安倍首相に杉田水脈を登用した責任があることは明確で、この問題はGuardian、Indipendent、CNNらが報じた事で既に国際的な問題にも発展しています。

出典 安倍首相「杉田水脈議員(51)は若いから不処分」

安倍首相は自らに子供がないことを引き合いに出しましたが、その上での不処分の決定は「発言に重大な問題があることを理解しながらも処分しない」という是認の姿勢を世界に向けて公式に打ち出したことになります。

出典 安倍首相「杉田水脈議員(51)は若いから不処分」

ふざけている

「あのヘイト本、Yonda?」という落書きも

新潮社の「あのヘイト本、Yonda?」
昨日偶然見つけたが、すでにツイートしてる人が結構いるな。
#新潮社 #新潮45 pic.twitter.com/qXK1Nol2We

新潮社の看板が「落書き」される事件が起きた。

看板は、新潮文庫でおなじみのパンダのキャラクターと「Yonda?」のキャッチコピーが書かれているもの。その「Yonda?」の上部に、2018年9月23日ごろ、「あのヘイト本、」という文字が書き加えられたのだ。

出典 新潮社看板に「あのヘイト本、Yonda?」 「落書きの神髄」「器物損壊」

だれが書いたものかは不明だが、今回の落書きはツイッター上で画像が拡散しており、「あのヘイト本」については「新潮45」を指していると見る向きが強い。反応はさまざまで、

出典 新潮社看板に「あのヘイト本、Yonda?」 「落書きの神髄」「器物損壊」

「落書きの真髄を見た」
「このレスポンスの早さ見習いたいなぁ」
「一瞬、バンクシーを思い出した。犯罪なんだろうけど、センスがある。したらダメなんだけどね」
などと一定の評価を示す声もあれば、

「間違い無く...器物破損で犯罪だね...」
「出版物に対する抗議は、同じく文章でやるべき。ヘイトに対抗するからと言って、犯罪を犯すべきでは無い」
などと「器物損壊罪」として非難する声、

「落書きは違法行為だけど、ここまでなってしまった事を新潮社は全社あげて真摯に反省すべき」
と問題視した上で、行為の「発端」を作った新潮社に意見する声などが寄せられている。

出典 新潮社看板に「あのヘイト本、Yonda?」 「落書きの神髄」「器物損壊」

こういう人が一歩でも日本から出たら、「反社会的」過ぎてオシッコちびっちゃうじゃないかな。例えばフランスは地下鉄構内に性差別的な広告が貼られたらすぐスプレーやステッカーで上書きされるし、ちょうど今はパリ中の歩道に、LGBTのための高度生殖医療の是非に関するメッセージがスプレーされてる。
新潮社のような大企業が、明確に差別的なメッセージを発した時、市民は徹底的に抗議するべきだ。それは社会を守るためだ。その抗議を、反社会的だの無許可な違法行為だのと呼ぶのは、あまりにも稚拙な「正義感」に基づいていると言わざるを得ない。
まして新潮社という、言論出版の世界で大きな権力を持つ組織に抗議するために、市民が風刺的な落書きをすること、これが表現の自由でないとしたら、一体何が表現の自由なのか。
「表現の自由」とは言葉は、まさにこういう声を守るために、生まれた概念だ。

そしてついに・・・『新潮45』休刊へ

出典 photo-ac.com

新潮社は25日、物議を醸していた『新潮45』を休刊することを公式サイトで発表した。

出典 新潮社の総合月刊誌『新潮45』が休刊

休刊の経緯として「ここ数年、部数低迷に直面し、試行錯誤の過程において編集上の無理が生じ、企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになっていた」ため、「その結果、『あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現』を掲載してしまいました」と謝罪した。

出典 新潮社の総合月刊誌『新潮45』が休刊

会社として、「十分な編集体制を整備しないまま『新潮45』の刊行を続けてきたことに対して、深い反省の思いを込めて、このたび休刊を決断」した。

出典 新潮社の総合月刊誌『新潮45』が休刊

今後に向けて「社内の編集体制をいま一度見直し、信頼に値する出版活動をしていく所存です」と決意を新たにしている。

出典 新潮社の総合月刊誌『新潮45』が休刊

新潮社、「新潮45」休刊を発表。あんなのを載せたんだから当然だと思います。「言論の自由」を理由に、人権を侵害するヘイトを許してはならない。

shinchosha.co.jp/sp/news/201809…
謝罪の言葉が二回出てくるんだけど、一つめは「このような事態を招いた」ことについてお詫び。二つめは「ご支援・ご協力いただいた読者や関係者の方々」へのお詫び。
誰に謝罪すべきなのか、未だに分かってない。
#0925新潮45編集部包囲
shinchosha.co.jp/sp/news/201809…

それでも抗議の声は止まず。 #0925新潮45編集部包囲

#0925新潮45編集部包囲

雨の中、新潮社の前の道の両側にかなりの人が集まって、静かにスタンディングで抗議をしています。
マスコミもたくさん来ています。 pic.twitter.com/3YBA33uPjH
雨の中これだけ多くの人が新潮社の前に抗議に集まっている。住宅街ということで大きな声をあげることはなく、静かにしかし毅然として。ヘイトに深く傷つけられてきた人々はこの何十倍もいるのだ。なぜこういう事態になっているか深く考えてもらいたい。 #0925新潮45編集部包囲 pic.twitter.com/rC0M8pajI2
差別で金儲けなんか出来ないし、させてはいけない。今後、ヘイト本を出せば場合によっては雑誌も潰れるし、会社も潰れるんだと思い知らせないといけない。二度と差別で商売をさせてなならない✊ #0925新潮45編集部包囲 pic.twitter.com/QD3ww9BTZ4
出版業界を志したときに、何を夢見ていたのか。どんな本を作りたいと思っていたのか。差別で金儲けしたいと思ってこの業界に入ってきたのか。メディア関係者の方々にはもう一度自分の心に問いかけてもらいたい。 #0925新潮45編集部包囲 pic.twitter.com/OuNn7ZtvHj

「新潮」が「新潮45」を批判

出典 www.amazon.co.jp

LGBT(性的少数者)を論じた寄稿文に批判が集まり、休刊が決まった新潮社の月刊誌「新潮45」について、同社が発行する文芸誌「新潮」は6日発売の11月最新号に問題の寄稿文を編集長名で批判する異例の記事を掲載した。

出典 新潮が新潮45批判=「差別的表現」と編集長

矢野優編集長名の編集後記で、新潮45に掲載された小川榮太郎氏の論文の内容について「人間にとって変えられない属性に対する蔑視に満ち、認識不足としか言いようのない差別的表現」と指摘。「傷つかれた方々に、おわびを申し上げます」と謝罪した。

出典 新潮が新潮45批判=「差別的表現」と編集長|BIGLOBEニュース

こちらもオススメ

参考リンク

新潮45 - Wikipedia

新潮社の総合月刊誌『新潮45』が休刊 8月号で杉田水脈氏の寄稿文掲載し物議醸す|ニフティニュース

安倍首相「杉田水脈議員(51)は若いから『LGBTは生産性がなく支援不要』発言は不処分」 | BUZZAP!(バザップ!)

「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」 『新潮45』批判する投稿を新潮社のTwitterアカウントがRT - ねとらぼ

新潮45:最新号特集に批判拡大 「社内造反」に応援次々|ニフティニュース

新潮社看板に「あのヘイト本、Yonda?」 「落書きの神髄」「器物損壊」評価は二分 | ニコニコニュース

新潮45 杉田氏批判は見当外れ | 2018/9/16(日) 21:29 - Yahoo!ニュース

新潮社社長「常識逸脱した偏見」 月刊誌特集でLGBTに|【西日本新聞】

杉田水脈議員のLGBT発言に自民党本部前で約5000人が抗議(週刊金曜日) - Yahoo!ニュース

「新潮45」大騒動で「杉田水脈」に離党・除名処分の可能性(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

新潮が新潮45批判=「差別的表現」と編集長|BIGLOBEニュース

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