日本にはびこる不毛な不倫報道
日本が、またもや芸能人の不倫で忙しいようだ。俳優の東出昌大と女優の唐田えりかの不倫騒動では、両方の事務所が謝罪コメントを発表。唐田は連続ドラマの出演を自粛し、撮影済みの回からも登場シーンがカットされるという。
懸念されるのは、そうした心ない報道によって夫婦関係の話し合いがますます困難になってしまうこと。当然ですが、今後の夫婦関係は当事者間で決めるものであり、会ったことすらない他人がどうこう言うものではないでしょう。
杏さんの気持ちをとか言ってるんだったら、今すぐ報道やめろ。
そもそも不倫は犯罪ではない
著名人の不倫バッシングが始まると、必ず上がるのが「不倫は犯罪ではない」という論点だ。
明確なことは、不倫は犯罪ではない(わが国においても戦前は姦通罪の規定が存在したが、戦後、1947年に削除されている)。
「不法行為」はあくまで「民事」の話で、責任は当事者間でのみ発生するものだ。
「罪を犯したわけでもないのだから、本来は夫婦間の問題。事情を知らない周りが報道だけをもとに、ガーガー言い過ぎるのもおかしい」という同情的な声もあがる。
本人達の問題。
あと、わざわざ他人の家族の
親の離婚歴とか浮気歴とかをTwitterで流すやつらはなんなんだ。
胸糞悪い記者とやってること一緒だよ。わざわざ言う必要ない家族事情をわざわざ他人が言う必要はありますか?性格悪過ぎ。
恋愛なんて好きにすれば良い。
結婚というシステムがそもそも不自然。
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他人の不倫を問題視する近代国家は日本くらい?
このような展開は、かなり日本独特だと思う。ハリウッドでは、差別発言をして降板させられることはあっても、不倫で仕事を失うことは、まずない。
そのことについて本人や彼らを代表する人がコメントすることも基本的にはないし、ましてや謝罪会見をするなどありえない。
仕事に関しては通常営業だ。「プライベートなことは絶対に聞かないように」というお達しが強くなるくらいで、映画の宣伝活動も予定どおり決行されることが多い。
ずいぶん前にミッテラン元大統領にも隠し子が発覚したことがありますが、このときは、反対に暴露した週刊誌の方が「プライベートに立ち入ってけしからん!」と世論からお叱りを受けたほどでした。
本人が言いたいなら耳を傾けるし、言いたくないなら聞かないでいい。そもそも、社会的に影響を与える問題ではないのだ。
不倫相手には請求できず=離婚の慰謝料、初判断-最高裁(時事通信) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190219-… @YahooNewsTopics