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運営会社は
株式会社innovator's baseが運営している。
今回の訴訟の内容
訴状などによると、原告は永江一石さん、武蔵大学社会学部の千田有紀教授、コンサルタント、スーパーマーケットで働く非正規社員、会社員の5人。
2015年7月から2018年10月までの間に「netgeek」に掲載された記事について、社会的評価が低下し、名誉を傷つけられたと主張している。
原告団の1人、ITコンサルタントの永江一石氏は「(彼らがやっていることは)集団リンチを見せて見物料を取っているようなもの。放っておくことはできない」と、集団訴訟に踏み切った理由を語りました。
ツイッターに投稿した自身の嫌煙行動について「奇行」「頭のおかしい投稿」「インチキコンサルタント」などと書かれた永江さんは、「もっとひどいことをされている人もいる。皆怖い思いをしており、体を壊された方もいる」と話す。
中には事実にまったく基づかない虚偽の内容もあり、記事を真に受けたと思われる人が自宅や勤め先まで押し掛けてくるといった被害もあったそうです。
原告の一人の女性が受けた被害
原告のひとり、20代の女性会社員は、去年、東京ディズニーシーのホテルで結婚式を挙げ、コスプレをした部外者が入り込まないよう配慮を求めるメッセージをツイートした。
──一生に一度の結婚式を催している、チャペルや披露宴会場の近くでの仮装は本当にやめてください
──何卒ご配慮いただきたく思います
ところが、このツイートを取り上げたネットギークの記事のタイトルは…
──お姫様コスプレがうろちょろ!目障りだから気を使え
──私が主役なのに目障りだ
顔写真まで勝手に載せられ、ネット上では女性への批判が相次いだという。
ネットギークを訴えた会社員の女性(20代)「『女のヒステリーだろう』とか『おまえのほうがブスだ』とか、関係ないことを突然言われたりとかもありました。怖さもあったんですけれども、それよりも悔しいですとか、怒りの方がかなり強かったです」
本日記者会見の様子が日テレのnews everyで放送され、明日の朝モーニングショーでも流れます。今後クラファンも実施予定。続報をお楽しみに❗️pic.twitter.com/gAhF3NyV59 9
最大の問題はnetgeekの匿名性
netgeekの問題点について、代理人弁護士の野間啓氏は「最大の問題は発信者情報を開示していないこと」だと語ります。
netgeekは以前から運営者やライターの情報を一切明かしておらず、「だからこそこれだけひどい投稿ができる」と野間弁護士。
"批判は一般人を対象にすることもあり、過去のツイッターやブログなどを引用しながら取り上げるスタイルだが、「一切の裏付け取材がないままで、時に事実を曲げたり、曲解したりして、罵倒する投稿を繰り返している」と指摘する。"
「既存の枠組みに批判的な言動をしている方を取り上げている。思想的な目的があるというよりも、炎上目的でページビューを稼ぐことに本質がある」と話し、広告主に対する追加提訴も検討していると明らかにした。
「中傷で稼ぐ」商法に一石を投じる訴訟であり今後の展開が注目されます。
原告らがクラウドファンディング(資金の支援募集)を開始!
訴訟の発起人であるITコンサルタントでブロガーの永江一石さんら原告が4月9日、ネットで支援を募るクラウドファンディングを始めた。目標額は300万円で受け付けは5月31日まで。
永江さんは、クラウドファンディングのプラットフォーム「CAMPFIRE」のページで「裁判にはお金がかかる」と説明。
プロジェクトを始めた理由について「特に社会的弱者は個人情報を晒され、脅迫を受けても泣き寝入りするしかありません。こうしたことを止めさせるには、金のためにこうした反社会的行為を受けると自分にもマイナスになるということを周知させる必要があります」と話している。
支援は3000円から。永江さんは「資金が仮に余ったら、こうした社会的弱者が同様の被害を受けたときの基金にしたい」と説明している。 また、同様の被害を受けた人については原告として訴訟に加わることを呼びかけている。
永江さんは「あなたや家族も狙われる可能性がある。今回の件は他人事ではないのです。ぜひ、我々の活動をサポートいただき、一緒に戦いましょう」と支援を呼びかけている。
「netgeek」掲載記事についての名誉毀損などの損害賠償訴訟を応援してください - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
現在netgeekの広告はGoogleアドセンスがメイン
改めてnetgeekを見ると僕のサイトなんて問題ないと思ってしまうくらい無断転載の嵐なんですよねー。
てことはアカウント無効の原因は著作権じゃないのかなー。うーむ。
GoogleアドセンスはGoogleが提供する広告配信サービスのことで、多くのブロガーがこのサービスを利用して収益を得ています。
Googleアドセンスは1クリックあたりの単価が高いことで人気のサービスですが、一方で規約が厳しく、ポリシーに反したと見なされたサイトにはペナルティが下される場合があります。
もしもAdsenseアカウントの停止を受けた場合、原則的にはもう二度とGoogleアドセンスを利用することができなくなってしまいます。
なぜいつもそちらが問題視されないのかが不思議ですね twitter.com/itm_nlab/statu…
Googleアドセンスはプログラム ポリシーで多くのコンテンツを禁止指定している
サイト運営者様は、コンテンツ ポリシーに違反するコンテンツが含まれるページで AdSense コードを使うことはできません。
衝撃的なコンテンツ
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過度に下品な言葉使い
ハッキングやクラッキングに関するコンテンツ
望ましくないソフトウェアのポリシー(英語)に違反するソフトウェアやコンテンツ
他にも多数
参考リンク
「netgeekは集団リンチでカネ稼ぎ」ブロガーら5人が集団提訴 - 弁護士ドットコム
匿名ニュースサイト「netgeek」に1650万円の賠償請求 ITコンサルタントら5人が集団訴訟 - ねとらぼ
「netgeek」実態を関係者ら証言 誤報、炎上、マスコミ超える拡散力の舞台裏
まとめサイト運営側を“フェイク記事”で提訴 驚きの編集マニュアルが…(日本テレビ系(NNN)) - Yahoo!ニュース
netgeek運営者、退職申し出た人に損害賠償を請求 実態を隠してきた秘密主義
「netgeek」集団訴訟、クラウドファンディング開始 目標額は300万円 - 弁護士ドットコム
ネトウヨのネット工作が発覚、クラウドワークスを利用!記事50円、動画80円、野党批判など!安倍首相が表彰も|情報速報ドットコム