神奈川大学とは
神奈川大学(かながわだいがく、英語: Kanagawa University)は、神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1に本部を置く日本の私立大学である。1949年に設置された。大学の略称は神大(じんだい)を大学が公式に使用
建学の精神は
質実剛健(英:Simple and Sturdy Spirit)
積極進取(英:Forwardness or Frontier Spirit)
中正堅実(英:Balanced and Steady Spirit)
神奈川大学は横浜、湘南ひらつかにキャンパスをもち、7学部20学科2プログラムと大学院9研究科14専攻を擁する総合大学。
神奈川大学は現在、横浜と平塚にキャンパスを有しています。
神奈川大学 湘南ひらつかキャンパス
湘南ひらつかキャンパスは、サーファーで賑わう湘南海岸や古都鎌倉からも程近く、豊かな自然に恵まれた環境が特徴です。晴れた日には、キャンパスから富士山を一望することもできます。
使用学部:経営学部、理学部
湘南ひらつかキャンパスは2018年現在、理学部と経営学部が使用しています。
神奈川大学湘南ひらつかキャンパスの入口にある看板
湘南ひらつかキャンパス内の「復元湿地」を再整備して誕生したビオトープ
都会的な横浜キャンパスとは対照的に自然の情緒に溢れたキャンパスですね。
その平塚のキャンパスが無くなる?
どういうことなの…?
神奈川大学がみなとみらいに新キャンパスを開設予定
※みなとみらいイメージ
この度、創立100周年に向け、創立の地である横浜桜木町に隣接する国際都市「YOKOHAMA」のシンボル「みなとみらい21地区」に、新たに「みなとみらいキャンパス」を開設することを決定し、2021年4月の開設に向け準備を進めています。
今後、みなとみらいキャンパスとともに横浜キャンパスをさらに整備し、就学キャンパス等の計画を進めます。
出典 神奈川大学
2021年に、みなとみらいに新しく国際系のキャンパスを開設する予定のようです。
新キャンパスは地上21階、地下1階で、延床面積は約4万6千平方メートル。2021年4月に開設予定で、約5千人の学生数を見込む。
出典 平塚 | タウンニュース
建物1階〜3階は多国籍料理を楽しめるビュッフェや図書館などを設け、市民に開放。4階〜21階は教育や研究施設として活用する。
出典 平塚 | タウンニュース
なんか豪華そう
新キャンパス建設の背景には、大学側の学生獲得競争があるといい、同大学は「ブランド力のある同大学発祥の地・桜木町で日本文化を学び、世界で活躍する学生を育む拠点にしたい」と話している。
出典 平塚 | タウンニュース
新設の背景に学生獲得競争があるようです。
これによってひらつかキャンパスが無くなる…?
この「みなとみらいキャンパス」には、日本の文化と歴史に深い理解をもって国際交流をすすめるグローバルな人材を養成する国際系新学部(2020年4月設置を構想中)、外国語学部、経営学部(国際経営学部に名称変更を構想中)のグローバル系学部を集約する予定です。
出典 神奈川大学
新キャンパスに国際系の新学部を開設するほか、湘南ひらつかキャンパスの経営学部「国際経営学科」などを移転させる計画も想定している。
出典 平塚 | タウンニュース
現在ひらつかキャンパスに入っている経営学部がみなとみらいキャンパスへ移転されるようです。
そして理学部も・・・
※当まとめの筆者が、出典元の画像を参考に独自に作成したもの。(実際の画像は出典元にて確認ください)
明言は無いものの、このような内容の画像がページ上に掲載されており、残った理学部も2023年に横浜キャンパスに移転することが示唆されています。
同大の教育施設は横浜、平塚両市に分散しているが、将来的には市内2キャンパスへの集約も検討しているという。
将来的には、横浜とみなとみらいの2キャンパスへ大学の施設を集約することを検討しているようです…
平塚市関係者からは心配の声も・・・
同大が平塚市土屋にある湘南ひらつかキャンパスから一部学科を移転する考えを明らかにしていることについて、市関係者から心配の声が上がっている。
落合克宏市長は25日の会見で「残念ではあるが大学の利便性を図る『都心回帰』を止めることはできない」と一定の理解を示しながら、同大に出向いて今後の移転について確認する意向を表明した。
平塚市からは移転を残念がる声が
市によると、湘南ひらつかキャンパスには約4千人の学生が通い、そのうち約3分の1が市内在住者。
市経済界の関係者は「家賃などで1人10万円かかるとして月に1億3千万円、1年では約16億円の収入がなくなり、アパートなど1300室が空室になる」と指摘する。
地元経済が受ける影響も大きいとして危機感を募らせている。
追記:平塚市、神奈川大学にキャンパス継続を要望
平塚市の中村俊也企画政策部長は市議会定例会で「何らかの形でキャンパスを継続していただくことを大学に要望している」と述べ、存続を求める考えを示した。
出典 平塚 | タウンニュース
神大が19年度事業計画書に「経営学部、理学部移転後の、湘南ひらつかキャンパスの利活用については、様々な角度から調査、研究を始める」と明記したことを重視。
出典 平塚 | タウンニュース
企画政策部長は「(大学が検討を始めることを)今後の糸口として進捗を確かめていきたい」と期待感を示した。
出典 平塚 | タウンニュース
地元土屋地区の自治会も昨年、神大移転に関する対策協議会を立ち上げ、移転後の地域活性化や大学への要望を検討している。
出典 平塚 | タウンニュース
参考リンク
みなとみらいキャンパス開設と就学キャンパス等の計画について【5月28日更新】|神奈川大学
神奈川大学、みなとみらいにキャンパス 21年新設|カナロコ|神奈川新聞ニュース
神奈川大学 横浜に移転構想も みなとみらいに新キャンパス開設 | 平塚 | タウンニュース